いつも使っていた両手鍋の取っ手が、ある時片方、
突然ぽろっと取れてしまった。
子ども達が小さい頃はカレーやらシチューやら、
今はもっぱら煮物をする時など、
ほとんど毎日使ってきたのだから無理もない。
普通の人なら、あぁ壊れちゃったと思って新しいものをすぐに買うのだろうけど、
貧乏性の私は何故かまだずっと、使い続けている(笑)。
いや、買いに行くのが面倒とか、もったいないとか、ではないのだけど、
ただ単にまだ使えるから使っているのである。
両手鍋とは文字通り取っ手が二つついていて両手で持つ鍋のことである。
この取っ手が片方取れたのであればそれは片方しかないということになり、
すなわち、片手鍋である。
片手鍋にしては大きいが使えないわけではない。
「なんとかとなんとかは使いよう・・・」ということである。
「なんとかとなんとか・・・」は、
普通世間一般的には「バカ」と「はさみ」が例えられる。
このことわざの意味としては、
『おろかな者でも、使いかたがよければ役に立つということ』
『十分ではない物でもうまく活用すれば十分にその能力を発揮させることができること』
などとあり、
つまりはどんなに使えないもの(人)でも使う人の腕次第ということ。
物もそうなのだけど、人にもそれぞれ役割があって、
それぞれがそれぞれの力を発揮してこの世の中は成り立っている。
どこかで、誰かで、それが崩れてしまうと、
機能しなくなってしまうのではないかな。
それぞれがそれぞれを尊重しつつ、自分の役割を自覚し、
果たしていけれればいいのになぁと思う。
それでもやっぱり・・・、
お鍋、ちょっと使いづらいかも(笑)。

2008-10-29
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